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2007年07月29日

陶芸の工房に入って

12月になった。わたしは陶芸の工房でシーサー担当に回された
先生が早い人で一ヶ月で売り物になる、遅い人でも3ヶ月で売り物になるというので
びっくりした。今思えば、それは目標を持たせる為に言われたのかもしれない
この時、わたしがロクロではなくて、シーサー担当になったのは運命だった
雑用しかさせてもらえないのかと思っていたけれどさっそくシーサー造りを
教えてもらう事が出来た事は幸運だったとしか言いようがない
今、自分が沖縄でシーサーを作っている事が不思議で不思議で仕方なかった
つい最近までは単なる事務職だったのに・・・つい最近までは沖縄にはいなかったのに・・・
毎日が楽しくて楽しくてホームシックもどこかにふっとんでしまった
雑用でさえ、楽しくて嬉しくて仕方なかった
陶芸に関わっているんだ・・・夢が叶ったんだ・・・そして、新たな目標が出来た
それは 「 自分の作風を確立する事 」 
まったくの素人のわたしが、一目でわたしが作ったと分かる作品を作れるようになるなんて
夢のまた夢だと思っていた。だからわたしはその為に何をしたらいいのか・・・
ひたすら毎日作りつづけるほか、無意識のうちに毎日仕事が終わったら
国際通りや壺屋通りに行って、いろいろな人の作品を観察し続けた
それが 「 感性を磨く訓練 」になっていたとはこの時はまだ気がついていなかった


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Posted by 川島陽子 ・ ひだまりみかん at 13:14 │陶芸